NIRVANA – In Utero

いやー、いいですよねニルヴァーナ、好きですよねみんな。僕もです。

が、本当このバンドは「好きー!」って声を大にしていうのがなんか憚られたバンドであり、噛み締めるまでに数十年を要したという小話です。


出会いは高校生の時。
おしゃれなクラスメイトにおすすめされたNEVERMINDを聴いてぶっ飛んだのだった。
爆音で、気持ち悪いのに気持ちいい、変な感じなのにすげーポップ、ギターの音めっちゃ気持ちいい。メタルじゃないのにかっこいい、あと、見た目おしゃれ!センセーション。


で、

MTVのアワード内でやるなって言われた曲をやったり、その曲名が「レイプ・ミー」だったり。
当時ロック界の最強キャラだったガンズのアクセル・ローズに喧嘩を売ってたり。
やべえ人がいるな!と思った矢先にカートコバーンが自殺、と。
その出会いは情報量が多すぎた。

で、学校に、街中にカートの顔写真と「Kurt Cobain 1967-1994」っていうTシャツを見るようになり、「ニルヴァーナ大好きだった!カートコバーンは神だ!」というクラスメイト他多くの若者が溢れ出したのをたくさん見ていたら、好き、かっこいい、って表明しにくくなってしまったのでした。

でました臍曲がり。(これは後にグリーンデイとの出会いでも見事に発動し、非リアな青春を加速させてゆきます)


そんな感じで、当時は激しく衝撃を受けた割にほどほど聞き込んで終わってしまったニルヴァーナ。
最近ふと思い立って聴いてみたら、In Utero、やっとついにこのスルメみたいなアルバムの面白さに飲み込まれました。

シンプルな構造、トリッキーなコード、気持ち悪さ、でもクソポップ。
スッカスカなアンサンブル、ローファイな音。でも一切の過不足ない完成度。

スティーブ・アルビニプロデュースなのもつい最近知りました。
なんで当時からちゃんと聴いてなかったかもったいない。

聴くたびに推し曲が変わりますが、「Very Ape」から「Scentless Apprentice」「Tourette’s」ときて、最近は「All Apologies」がちょうどいいです。

まずいな、影響受けやすい僕なんで、あきらかにそれっぽい曲を書きそうな予感。

(ほら、結局やっぱり大好きじゃんかね 笑)


余談ですが。
高校生当時、この曲「Tourette’s」の気持ち悪いリフと激烈テンションに度肝を抜かれ。
よーくこんな変なコードのリフ思いつくもんだ、天才やな!って思ったんですが。

Doctor And The Crippens が先に似たようなリフやってましたね。影響受けてるでしょうね。

「Braindead」超かっこいい。