今でも思い出す。初恋のくそエモいあの頃の風景。

部活が終わって、めっちゃチャリこいで、汗だくで遠くの街へ。肩で息を切らしながら、自動販売機の前でストップ。君のことをちょっと頭に浮かべて。


自販機でエロビデオ買ってダッシュで帰って、いえーい!

エモ+エロ+童貞だったあの頃の思い出を、ひっどく赤裸々に。あの娘の姿とVHSビデオデッキのノイズ。デビッドボウイ[チャイナガール]のロマンス感への憧れと、電影少女[ビデオガール]のドキドキ感と英知出版[ビデオボーイ]ギルガメ万歳感で綴る、マンガドロンと山口兄弟の2nd Single。

童貞/ぶら下げて歩く

リアルは汗とザーメンの臭い そうはいかない現実の嵐/VHS トゥダ ブラウン管/愛しい君はそこにいるのかい


「エロ本の自販機」は。かつては街中にフツーに存在し、平和な街の景観に、ちょっと残念な陰りを彩っていました。日中は銀色の反射フィルムに覆われ、夜には内部の蛍光灯の点灯で、宝石箱が開くが如く中身が見られるという仕様は、早すぎたマジックミラー号とも言えます。言え過ぎたのかもしれません。

再生ボタンとノイズ/

DVDではないのさ俺らはビデオボーイ/ 狸出る自販機もいったよ予行練習して


ウィーン、がちゃん、ジジジジ。家族が寝静まった頃に、息をひそめながら再生する。神経を集中していると、ヘッドの回転音やテープが軋む音も聞こえてきます。ここでメリメリ!っとデープを巻き込む地獄の音が聞こえることも。金持ちのクラスメートが、テープが絡んだデッキを裏山に捨てた、という噂なんかも。

夢ではあの子とマイムマイム/

リアルはアナタとティッシュタイム/Ohビデオガールさらけ出そう Yoそして天まで飛ばそう


男子とは、かくも愚かなもの。素直になれないが素直で、下品なのに、ピュアなもの。何がめんどくさいって、童貞を捨てようが40過ぎようが、大して根本が変わらないんだよ。ぺぺっと男女交際できて社交的なリア中だったら、バンドなんか、やってねえ。

マンガドロンと山口兄弟

どリアル男のアンセム系ロックバンドMANGADORONと どリアル社会人ラップデュオ、兄弟エムシー 山口兄弟によるコラボバンド。 本気でロックでヒップホップ。ピピっときたから遊ぶな試み。 飲んで酔って遊びたいをテーマに、呼ばれたらどこでもパーティーします。

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